0901

10時半起床。夜中何度も起きる。何度も寝直す。夢もその度にくるくる変わる。

朝食は白ご飯。眠くもないがなにもやる気にならず、ベッドの上で人生が嫌になっているところに母親から電話があり午後から迎えに行くからとのこと。
午後までの時間つかい方がわからず、本を読んだりインターネットをしたりする。全部飽きてベッドにうつ伏せに眠る。全部飽きているのに眠ったらリセットされていく。母親からの電話で起き、いそいそと荷物を作って実家へ帰った。実家の小さい犬と散歩をし、高校生の頃などを思い出すが、思い出したのは風景だけだった。

夕食は実家でむつを焼いたものとポテトサラダをたくさん食べる。ご飯をたくさん食べたのは久しぶりだと思った。気のせいだけど。夜は半沢直樹を見る。お母さんがスカッとするからいいのよと言っている。

自室で眠る。何年も使ったベッドなのにまったく眠れず音楽を聴いたら2時間ほど経っていた。とても嫌な気持ちだった。悲しいとも違う苛立ちだった。恋人なんて何年も何年もいない気がしてきた。思い出すだけで胸のえづくような事ばかりで、肉体の所在の無さとやらを感じた。ここでまた素晴らしい小説を取り出し読みはじめる。'そういうものだろう。'私もそう思う。