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東京旅行 長い日記をたくさん書きます

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8時頃はくたかに乗る 眠った
本を読もうと思って開く。さらば箱舟を読んだ。人間中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になるのさ。あっ 黄色い花!

12時すぎに東京について総武線で千葉へ行って楓ちゃんに会った。いつもみつけると走ってきてくれてかわいい 千葉駅は確かにものすごく工事していてどろどろのプレハブ、鍾乳洞みたいだった。狭い道を歩いていたとき目の前の若い男女がお揃いのキーホルダーをリュックにつけていた。なんだか丸いやつ。見つめあっていた

楓ちゃんとイタリアンを食べた。パスタおいしかったしスパークリングワインがすごい美味しくてうれしかった。ねこちゃんのパンの食べ方がよかった。人がパンを食べるところが結構好きなんだと思った。
パルコがあると聞いたのでパルコにいった。本当にパルコなのかよといったパルコで面白かった。ヴィレッジヴァンガードでぬいぐるみを買って眺めた 好きな人にあげるんだといってぬいぐるみを買うのは緊張する いらなかったら一層傷ついてしまうし… でも会う理由を作ってしまった気がした
そのあとスターバックスコーヒーでチャイを頼んだ おいしい。ねこちゃんがいま店員に好きなんですか?と聞かれてなにが好きなのかわからなかったと言っていたのがよかった うなづける
最近よく人が何言ってるかわからなくて尋ねなおすと全然違うことだということが多い あと耳が悪いのかもしれないけど人の声が全然聞きとれない 何を言ったのか解釈するのに5秒くらいかかる 間抜けだと思う
ねこちゃんにはわたしが他人に思った話をそのまました。普通の感覚が近くてうれしい。と思っているけどどうなんだろう

18時くらいにねこちゃんを見送って、総武線から東西線に乗った。恋人がホームにいるといったので降りたらそのまま乗ってなくちゃいけなかったことに気づいてまた乗った。はずかしい。薫乃ちゃんが東西線に乗っていて面白いと笑っていた。満員電車が何か知っているかこないだ聞かれたのでバカにされていると思った。渋谷まで乗って、台風で足元がずぶ濡れになってしまってとても悲しくて歩けなくなってもういいですか少し止まって休めませんかと一緒に歩いている人に言った ほとんど泣きながらだったけどいつまでも歩いていってしまうしもう少しだよと言われてああと思った 子供の頃みたいで 子供の頃目的地まで何時間かかるか知りたくてしょうがなかった 乗り物が苦手になった頃からそれを聞けなくなったな わたしは車より新幹線の車窓からみる雨粒の流れが好きだったんだから
でも本当に雨に濡れるのは苦手だ たくさんの荷物を持って雨に濡れると吐きそうになってくる いがらしくんがそれを妖怪?みたいだと言ってくれた そうだったら良かった
居酒屋についたら濡れていた靴下を脱いで絞った。ほかほかの卵焼きとひきわり納豆の天ぷらが美味しかった。胃で固まっちゃうけどチーズの天ぷらが大好きなのでうれしかった。台風だから人が少ない。隣の109の店員みたいな女の人がいろんなことを熱烈に語っていて、高校は化粧をするなというのに卒業したらできないとダメなのはおかしい、と言っていた。
ファミマが寒かった。

ホテルのベッドは高さがすごく高くて乗り越えて横になった
アニメばかりみて途中で眠った