1006

大丈夫
仕事までずっと寝ていた。インターネットで君は僕の淫らな女王を読んだ。淫らだった。

仕事忙しかった。点滴何度も刺した。刺したなら人が痛がる。自分が嫌になる瞬間がとても多かった。たくさん手伝ってもらって帰る。
帰る時駐車場に車が止まっていないか確かめたりポストを覗いたりしてしまう。実感がなくて、どこで働いていたか忘れてしまった、いったい自分がどこに住んでいたかも忘れた気分だ、とメールがきた。スーツを着ているあなた。